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アトピーの治療には、温泉療法が効果があるという話を、ときおり耳にしますが、本当のところはどうなのでしょうか?
少々調べてみると、大体次のようなことが分かってきました。
まず、アトピーに対する温泉の効果は、温泉に入る行為によって、
(1)入浴を繰り返すことで、肌の新陳代謝が促進される。
(2)温泉効果により、肌の保湿状態が保たれる。
ということが挙げられます。
また、アトピーの場合、肌が乾燥肌でなおかつ敏感肌という状態が多いため、温泉を選ぶ場合には、刺激の強い温泉は避けるべきでしょう。
しかし、アトピーに対する温泉療法は、アトピーの原因そのものに対する療法ではないものの、アトピーに対する効果は大きいようです。
そして、温泉に含まれる温泉成分は、アトピーーに対する効果だけではなく、身体そのものに対する免疫効果の改善に役立つものと考えられます。
したがって、総合的に考えると、アトピーに対する温泉治療は、肌に対する治療と肌の新陳代謝増進、リラックス効果などが複合的に重なり合って、より大きな効果が期待できると言えるでしょう。
特に、温泉治療による効果が大きいのが、難治性の大人のアトピーと言われています。
しかしながら、いずれにしろ、アトピーと温泉治療は常にできるわけではありません。
ですから、併行して体質改善や環境改善なども行っていけば、温泉治療もより大きなな効果が期待できるでしょう。
温泉の効果はアトピーに限らず、いろいろあります。温泉は、心身のリラックスに大きな効果をもたらしてくれるものですから、このリラックス効果も、アトピーにはとても良い影響を与えてくれるでしょう。
アトピー発症と食べ物の関係は、アトピーの原因にも左右されますが、決して小さなものではなさそうです。
アトピーはアレルギーと考えられていますが、食べ物アレルギーである場合は、摂取する食べ物にアレルギーの原因物質がある場合、アトピーの発症に結びつくことになります。
しかし、食べ物アレルギーによるアトピーの発症は、大体、乳児から幼児期が多く、成長するに従い、アトピーと食事の関係は少なくなるようです。
でも、アトピーと食事の関連が皆無というわけではありません。
また、偏食など、偏った食べ方や、高カロリーで添加物の多い食べ物の過剰摂取などにより、アトピーがひどくなることもあります。
さらに、アトピーの発症は、腸内細菌ビフィズス菌の減少により起こる、とも言われていて、乳製品等のビフィズス菌摂取が、アトピーに効果があるとも言われています。
つまり、アトピーと食事の関係について言えば、アレルギー原因物質(アレルゲン)を避けて、バランスのとれた、自然食中心の食事を心掛け、乳酸菌の摂取なども取り入れることが、アトピーの発症を防ぐ方法の一つとして考えられる、ということです。
乳児期から幼児期にかけての、食品アレルギーによるアトピーは、成長に従って食べ物に慣れることで、過剰な免疫反応が無くなっていき、徐々に解消されていきますし、その他のアトピーと食事の関係も、大体小学生くらいで落ち着くようです。
こういうことから、先進国になり、衛生が高度なレベルで維持されるために、免疫反応が過剰に起きる、という、アトピーの「衛生仮説」も説得力を持ってくるようになります。
しかし、いずれにしろ、アトピーと食事との関連を考えるとき、バランスのとれた食事をすることに尽きる、と言えるでしょう。